幼稚園教育のねらい |
幼稚園の教育は、園の教育理念と文部科学省の告示した幼稚園教育要領に基づいて行われております。
幼稚園教育要領
健康
[健康な心と体を育て,自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。]
(1)明るく伸び伸びと行動し,充実感を味わう。
(2)自分の体を十分に動かし,進んで運動しようとする。
(3)健康,安全な生活に必要な習慣や態度を身に付ける。
人間関係
[他の人々と親しみ,支え合って生活するために,自立心を育て,人とかかわる力を養う。]
(1)幼稚園生活を楽しみ,自分の力で行動することの充実感を味わう。
(2)身近な人と親しみ,かかわりを深め,愛情や信頼感をもつ。
(3)社会生活における望ましい習慣や態度を身に付ける。
環境
[周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもってかかわり,それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。]
(1)身近な環境に親しみ,自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心をもつ。
(2)身近な環境に自分からかかわり,発見を楽しんだり,考えたりし,それを生活に取り入れようとする。
(3)身近な事象を見たり,考えたり,扱ったりする中で,物の性質や数量,文字などに対する感覚を豊かにする。
言葉
[経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し,相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て,言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。]
(1)自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう。
(2)人の言葉や話などをよく聞き,自分の経験したことや考えたことを話し,伝え合う喜びを味わう。
(3)日常生活に必要な言葉が分かるようになるとともに,絵本や物語などに親しみ,先生や友達と心を通わせる。
表現
[感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して,豊かな感性や表現する力を養い,創造性を豊かにする。]
(1)いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性をもつ。
(2)感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
(3)生活の中でイメージを豊かにし,様々な表現を楽しむ。
3歳になったら幼稚園 |
幼稚園は子どものための学校です。
幼稚園は“子どもが出会う一番はじめの学校”です。満3歳から就学前の幼児が初めて集団生活を体験できる教育施設です。多くの友だちや先生と出会うことによって、思いやりや社会性等を養うことが出来ます。
私立幼稚園には各々の保育方針や保育目標があります。
私立幼稚園は、創立者の教育に対する理念に基づいて、子どもの幸せを願って、幼稚園設置基準により幼児期にふさわしい施設・設備・園庭などを備えて設立されています。各幼稚園では、建学の精神を活かしながら、それぞれの教育目標や方針をもち、特色のある教育が行われています。
幼稚園は学習の基盤をつくるところです。
幼稚園には教科書はなく、遊びを大切にして教育を行っています。幼稚園での様々な遊びを通して、うまく人と関われるようになったり、自然の美しさや不思議さに気付いたりすることによって、その後の学習の基盤を培っています。
幼稚園は子どもたちの人生の土台を培う教育施設です。
先生は日々研修を重ね、一人ひとりの子どもをよく理解し、子どもが自ら気付き、考えることを大切にしながら、集団生活を通して道徳性の芽生えを培うように援助・指導しています。多様な体験を通して基本的生活習慣や態度を育て、豊かな心情や思考力を養い、人への信頼感や道徳性をもった子どもを育みます。
満3歳児入園について |
幼稚園の入園は「満3歳から小学校入学まで」の幼児が対象になっています。満3歳の誕生日を迎えた時点で、幼稚園に入園することができます。もちろん公的助成も受けられます。
満3歳入園制度を利用すれば、お仕事その他の関係で、幼稚園が選択肢に入らなかった皆様にも、広く門戸を開くことが可能となったのです。
幼稚園の教育的機能は、広く認められていることろでありますが、これに加え、預かり保育・教育相談・育児支援サークル等の開催など、その持てる機能を十分に発揮し、地域の子育て支援センターとして皆様の信頼に答える所存です。
満3歳入園をご希望の方は、幼稚園によって受け入れ態勢が異なりますので、お近くの幼稚園へ直接お問い合わせいただければ幸いです。
ご理解とご協力をお願いいたします |
栃木県内の幼稚園では、園児の募集にあたり県内全園で統一の園児募集を行っております。募集開始の時期を順守すると共に、9月1日以前の各幼稚園におけるダイレクトメール 、個別訪問、電話勧誘、新聞広告、折り込みチラシ等が禁止されております。ご理解、ご協力をお願い致します。